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　13日、阪神カジノ 王 日本 人場で行われたカジノ 王 日本 人（G2）は、ブービー12番人気のカジノ 王 日本 人（セ7歳、栗東・西園正都厩舎）がハナを奪うと、そのまま逃げ切り勝ち。2年4か月ぶりの白星は嬉しい重賞初制覇となった。

　このレースで今年初勝利を飾った鞍上の国分恭介騎手はレース後、「他の馬にペースを握られるより、自分で握った方がいいメンバーということを先生と話していて、その通りのカジノ 王 日本 人ができました」と、逃げを打ったのは作戦通りだったことを明かした。

　西園正調教師も水曜の最終追い切り後に「前々で運んで粘りたい」と発言しており、ある程度カジノ 王 日本 人の逃げは織り込み済みだった。

　ただ、この戦法を後押ししたのはファンの声だったかもしれないという。

「実はカジノ 王 日本 人に【カジノ 王 日本 人（本人）】と名乗るアカウントが存在するんですよ。もちろん“本人”であるわけはないのですが（笑）。

アカウントが開設されたのは、カジノ 王 日本 人が菊花賞（G1）に出走する直前（18年10月）でした。その後、かなりの頻度で更新されています。しかも完全にカジノ 王 日本 人本人になりきっていて、日々の調教や次走への意気込みなどを積極的につぶやいています。

ファンの応援メッセージなどにもしっかり返信するなど律儀な馬（人）ですよ。先週は5000人に満たなかったフォロワー数も、カジノ 王 日本 人後は8000人を超える勢いで増えています」（カジノ 王 日本 人誌ライター）

　そんな【カジノ 王 日本 人（本人）】はレース前日の12日（土）に、なんと“戦法アンケート”を実施していたというから驚きだ。

「明日アフゴに期待するポジション取りに清き1票をお願いしますっ」というメッセージとともに与えられた選択肢は次の4つだった

『逃げ粘れアフゴっ！！』
『番手こそ王道。』
『差し狙いや。』
『大外一閃！』

　このアンケートには3000人以上が投票。最も多かったのが58.5%を獲得した『逃げ粘れアフゴっ！！』だった。

　レースの約2時間前には「皆さんに投票頂いたように今回も積極的に前目を狙っていきます」とツイート。そして、まさにファンの期待通りの展開に持ち込み、まんまと逃げ切ってしまった。

　そして、レースから3時間後……。

【ご報告】と題したツイートに「我が名はカジノ 王 日本 人!! 大器晩成型の競走馬！ようやく待望の重賞初制覇を飾ることができました」と“自ら”ツイートした。

　かつて、アルゼンチン共和国杯（G2）で1番人気に支持されたこともある素質馬は7歳を迎え、「ファンの声」も追い風についに本格化の兆しを見せている。

（文=中川大河）

<著者プロフィール>
カジノ 王 日本 人ブーム真っただ中の1990年代前半にカジノ 王 日本 人に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。